三色食品群をもとに食材を「赤」「黄」「緑」に分類して食材の働きを知るボードです。マグネット式食材シートは全64種類!給食によく出る野菜や果物、調味料として使われる砂糖やバターなど、いろいろな食材を三色食品群に当てはめて楽しく学べます。どの料理にどの食材が使わているのか、どんな調理方法で作られているのか…食育展開のきっかけにもなります。
三色食品群って?
三食食品群とは食材の栄養素のはたらきを赤・黄・緑の三色に分類したものです。
食材シートにはイラストと共にひらがなで名称がプリントされています。文字に興味を持ち始めた子ども、ひらがなが読めるようになってきた子どもにとってこの文字も楽しいポイントです。わかりやすくてかわいいイラストも好評!今回は全64種類の食材シートの中から一部をご紹介します。
赤 丈夫なからだをつくる
肉、魚、卵、牛乳、乳製品、豆などが含まれます。この食材はタンパク質やミネラルを含み、筋肉や血液になります。
黄 エネルギーのもとになる
米、パン、めん類、いも類、油、砂糖など、主に炭水化物で構成されています。からだを動かすエネルギー源として使われます。
緑 からだのちょうしを整える
野菜、果物、きのこ類など。ビタミン、ミネラルを含み、からだの調子を整え、代謝に必要な食材です。
給食には、緑に分類される野菜や果物がたくさん出ます。いろいろな食材シートをたくさん貼れるように緑は広いスペースになっています。また、どの色がどんなはたらきをするのかわかるように、ひらがなの説明と併せてマークでも表しています。
子どもにわかりやすいそれぞれのはたらきマーク
食べものについて楽しく 知っていこう!
野菜の栽培やクッキングなど食育と繋がる活動はたくさんあります。食材のはたらきを知ることも食育の1つ。三色食品群の色分けは食育ボードさえあれば簡単にできます。
その日の給食のメニューを子どもたちと確認!料理ごとにどの食材が使わているのか伝えます。
食育ボードに食材シートを貼っていきます。はじめのうちは先生がどの食材がどんなはたらきをするのか、何色に分類されるのかを伝えます。
食材をはたらきごとに分類することに子どもが慣れてきてからは、子どもに尋ねながら食材の確認を進めることで子どもたちも徐々にわかるようになります。参加型にして子どもと一緒に食材シートを貼り進めると、より楽しめます!バランスよく食べること、苦手な食材にチャレンジするきっかけにも繋がります。