エントランスは毎朝の登園時に必ず通る大切な場所です。子どもたちがその日1日を楽しい気持ちで過ごせるように明るい空間づくりをします。初めて訪れる保護者の第一印象にも影響するので、デザインはとても重要です。保育施設のエントランスは靴を置くだけの場所ではなく、園児・保護者へのお知らせや、保護者の相談スペースなど、園に関わる人たちの交流の場としても使えるようにします。
今回は、エントランスの6つの構成要素と関連するアイテムを紹介します。

目次
1、シューズボックス

カラフルな扉付きのシステムシューズボックス は、 収納されている靴を見せずに綺麗に整理整頓できるので、おすすめです。 低年 齢児の小さな靴は持ち運び式のシューズボックスで充分収納できます。

2、お知らせ

保護者や見学者など、園の利用者に向けてお知らせスペースがあると、エントランスが 充実します。設置場所や園の雰囲気に合 わせて選べるよう、さまざまな種類をご用意しています。

3、おしたく

エントランスにおしたくスペースを用意することにより、その分、保育室のスペースを広 く確保できます。 靴・帽子・かばんをまとめて置けるフックベンチもおすすめです。

4、出入口ゲート

乳児の保育室は子どもの安全に配慮し、 ゲートをつけるのが望ましいです。 特に小規模保育園では、園の出入口から保 育 室 に 直 接アクセスできてしまう場合が多く、安全面に考慮する必要があります。収納家具等にゲートをつけて保育室への出入口を設 け ましょう 。

5、待合スペース

スペースに余裕があれば、 保護者の待 合などに使えるスペースを用意します。 来客用のスリッパ置きなどもあるとよいでしょう 。
6、給食展示

給食やおやつの展示と共に、食材・産地・栄養素などを表示して子どもの食へ の関心を高めます。レシピを置いて保護 者も食育に関われるよう 配慮します。





