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「ヒルマ・アフ・クリント展」を観てきました

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「ヒルマ・アフ・クリント展」を観てきました

東京近代美術館で開催中の「ヒルマ・アフ・クリント展(2025年03月04日~06月15日まで)」を観てきました。私が伺ったのは3月8日。展示開始から日が浅かったせいか、土曜日にしてはそれほど混んでいなく、並ばず入場+ゆったり鑑賞することができました。

音声ガイドを借りて鑑賞スタートです

アフ・クリント展当日。開館時間に着きすぐに入場、今回は音声ガイドを借りてガイドを聴くことにしました。音声ガイドのヘッドホンと機械は入ってすぐのところでお借りすることができます。650円(現金のみ)。

音声ガイドはパネルの文字を読まなくていいので目が楽です(老眼ならなおさら)。鑑賞しながら同時にガイドが頭に入ってきます。

作品は年代順で、突如抽象表現がはじまります

作品は年代別に展示されています。アフ・クリントのスウェーデン王立美術院時代の美しいデッサンや風景画、肖像画からはじまり、商業画家時代のイラストへと移行していきますが、突如抽象的表現があらわれます。女性交霊アート集団「5人」スタートです。

繊細な植物画

展覧会最大の作品「10の最大物」

展示の最大の作品「10の最大物」。展示は部屋の中央のつくられた4面の大きな壁。そこに高さ3メートルを超す作品が10点展示されています。実際に目前にするとまずその大きさに驚きます。これが10点並ぶとかなりの迫力です。

上の画像の左端の作品です。近くで観ると急いで描いた跡がみられます

BGMとしての音声ガイド経験

「10の最大物」で音声ガイドは説明を終えたのち、そのナレーションのBGMのみが再生ができる旨が説明されます。「このBGMを聴きながら作品をお楽しみください」というナレーションに導かれるままBGMを聴きながら作品を鑑賞しました。音楽を聴きながらの鑑賞はかなり気持ちの良い経験でした。没入できます。

グッズも充実

最後にグッズ。どれも魅力的で欲しいものがたくさんありました。私が迷った末購入したのは図録、作品のプリント(のびつき)とそれにあった額、ポストカード。

図録は解説、図版も豪華で表紙の裏に「神殿のための絵画」がカラーで印刷していて全作品をざっと見渡すことができます。その他に靴下、トート、Tシャツなど盛りだくさん。

鑑賞時間目安はアフ・クリント展だけで1時間半

最後にアフ・クリント展の鑑賞時間ですが、私の場合は1時間半かかりました。東京近代美術館はアフ・クリント展のほかに他の企画展示、所蔵作品展があるので全て楽しむならプラス2~3時間は必要だと思います。時間に余裕をもってお出かけください。

会期は2025年6月15日までです。おそらく後半は混むので、前半がおすすめです。

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この記事を書いた人

コッファでグラフィックデザインを担当しているカワシマです。普段はカタログやウェブサイトなどを作っています。

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